低温や常温では水と呼ぶが、温度が高くなると湯(ゆ)といい[注3]、別の漢字を宛てる。

しかし、英語(water)やフランス語(eau)やスペイン語(agua)などでは、液体であれば温度によらず名称は不変である。

日本語では、(湯などから立ち上った)水蒸気が凝結して空気中に細かな粒として影響する水は、湯気という。

用法、特性、存在するロケーションなどによる呼び分けも行われている。

例を挙げると、水の中でも、特に飲用に供するものを飲料水という。

海にある塩分などを多く含む水は海水、地下に存在する水は地下水と呼び、地下水を汲みボトルに詰めたものをミネラルウォーターと呼ぶ。

さらに、用途によって、農業用水、工業用水などの呼称もある。

普段的な日本語では、同じ液体の水でも温度によって名称を変更して呼び分ける。

機能と水質に基づく、上水、下水という呼称もある。
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